2024年8月1日より、来年度入学生の出願受付開始!WEB出願はこちらから   

深圳にある有名なテクノロジー企業とは? – 深圳大学東京校副校長 左右真哉

 深圳は、北京、上海、広州とともに中国四大都市の一つです。世界のリードテクノロジーカンパニーの集積地と言われています。本ブログでは、深圳に具体的にどのような有名企業があるかご紹介いたします。深圳大学では産学連携にも力を入れていて、Huawei、テンセント、DJIなど、深圳にある有名企業との共同研究や共同カリキュラムの提供などを行っています。深圳大学東京校の情報コミュニケーション学に関しても、中国のインターネットサービス最大手テンセントと共同で提供する予定です。

HUAWEI

 通信、ネットワーク、スマートフォンなどに専門性を持つグローバル企業。世界最大の通信ネットワーク機器のメーカーで、特に5G技術に関してはリーディングプロバイダーである。昨今では、AI、IoT(モノのインターネット)、5Gテクノロジーに大きな投資を行っている。

テンセント

 インターネット、モバイルサービスを提供する中国のインターネットサービストップ企業。メッセージングサービス、SNS、モバイル決済サービス、ゲーム、クラウドサービスなど、インターネットサービスの多くの分野で、リーディングプロバイダーとして大きなシェアを有している。なお、テンセントの創業者であるポニー・マー氏は深圳大学の卒業生である。

ZTE

 テレコミュニケーション分野のグローバル企業。モバイルデバイスやネットワーク機器の製造に専門性を持っている。5Gテクノロジーのリーディングプロバイダー。HUAWEIとの違いとしては、企業規模はHUAWEIの方が圧倒的に大きい。またZTEはスマートフォンよりもネットワーク機器により特化している点である。

DJI

 ドローン(無人飛行機)で世界トップのシェアを持つ。ハイクオリティーのドローンを、商業利用、個人利用の両方で製造している。DJIの製造するドローンは、空中撮影、農業、調査、配達など幅広い用途で利用されている。ドローン以外にも、カメラとギンバルシステム(カメラの安定化システム)、ドローンのためのアクセサリーやソフトウェアを開発している。

BYD

中国の電気自動車のトップメーカー。電気自動車の中国トップ企業で、乗用車、バス、タクシーなどを製造している。また、太陽電池やバッテリーに関しても、中国の最大のプロバイダーの一つである。ウォーレンバフェットの投資先として有名。

Mindray

グローバル医療機器メーカー。モニター、超音波機器、換気装置などさまざまな医療機器を病院やクリニックへ提供している。Mindrayはグローバルで多くの足跡を残しており、190を超える国と地域にセールスネットワークを有している。

Skyworth

テレビ、ホームアプライアンス、スマートフォンなどのコンシューマー電気機器のリーディング企業。

ハイセンス

テレビ、冷蔵庫、エアコンなどのコンシューマー電気機器のリーディング企業。

これらは、深圳に所在する成功した企業の一部にしかすぎません。深圳は、多くの技術系企業が成長、発展しています。これらは、政府の支援施策、熟練した労働力、ビジネスに好意的な環境などに支えられており、中国の技術革新やアントレプレナーシップの原動力になっています。

深圳大学東京校 副校長 左右真哉

よかったらシェアしてね!
目次