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深圳ならノービザで行けるって本当?

 

 2024年1月時点で、日本を含む一部の国に対するノービザ政策は再開しておらず、中国を訪問するには基本的にビザセンターでビザの取得が必要です。一方、日本からノービザのまま渡航し、その後深圳口岸内の査証事務所で申請するだけで5日間深セン市内に滞在可能となる「特区旅遊(E)ビザ」が存在します。

深圳「特区旅遊(E)ビザ」(特区旅游签证)について

 「特区旅遊(E)ビザ」(特区旅游签证)は英語で「5-Day Shenzhen Special Economic Zone Tourist Visa」(略して S.E.Z VISA)として知られています。

 この特区旅遊ビザはコロナ前は韓国人をはじめとする外国人がよく利用していたようで、特区限定で特別に発行されているビザという立ち位置からか、日本のビザ申請センターのホームページにも載っていません。

ビザの申請方法: 

「特区旅遊(E)ビザ」の申請は、本人のパスポートを持参し、申請用紙「深圳特区査証申請表」をご記入していただき、以下の4か所申請することとなります。

•宝安国際空港

•羅湖口岸

•皇崗口岸

•蛇口口岸

※査証事務所の営業時間は口岸の営業時間とは異なります。現在営業時間が確認できた査証事務所は9:00-16:30となります。申請用紙「深圳特区査証申請表」は各査証事務所に置かれています。

費用と支払い方法

2024年1月2日時点の情報によると、日本人の場合は、ビザ発行手数料275元→130元に値下げました。

支払い方法はクレジットカード(VISA、MasterCard、AMERICAN EXPRESS)、AliPay 、WeChat Pay 、Union Payは対応できます。現金使用不可ですのでご注意ください。

注意点

・ノービザではなく、渡航してから申請するとの形のビザです

・対象市内(深圳)しか滞在できない

・滞在期間は最大5日のみ

・シングルエントリーなので一度出境したら(再度申請しない限り)再入境はできません。

・日帰りじゃない限り、滞在期間中の市内ホテル予約情報(予定)を提示することが求められます

・パスポート有効期限が6ヶ月以上必要です

・パスポート査証欄(ビザページ)に空白ページが必要(ビザを貼り付けるために)

※本記事を作成する際に公式サイトで公開された情報を参考にしておりますが、実際に手続きを行う場合は、関係部門へ直接にご確認するようお願いいたします。お客様の事由、渡航目的、国籍や滞在資格などの前提条件として、審査により入境を拒否された場合も、弊所は一切その責任を負えないことをご了承ください。

※参考URL

・深圳市駐日経済貿易代表事務所 

 http://www.shenzhenoffice.jp/NewsDetail/4076144.html

・日本人のための深セン情報サイト Shenzhen Fan

  https://www.shenzhen-fan.com/2023-03-how-to-get-s-e-z-visa/

 

筆者 深圳大学東京校 高

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