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【在校生の声】話題の自動車メーカーBYD本社訪問の感想

今日は深圳大学サマーキャンプ2024の一環として、同じ深圳にあるBYD本社へ訪問し、多くのことを学びました。2015年、BYDの電動バスが中国の自動車ブランドとして初めて日本に進出し、約10年をかけて日本の公共交通業界にその信頼性と信頼感を確立させてきました。

写真撮影 深圳大学東京校 中山壱生

現在、日本での電気自動車の普及はまだゆっくりとしたペースです。日本では選べる電気自動車のモデルが限られているため、BYDが日本市場に参入する際に行った調査では、消費者は電気自動車に興味を持っているものの、自分に合ったモデルが見つからないと感じていることが明らかになりました。

一方で、日本のハイブリッド車は非常に優れており、市場での評価も高いです。これが電気自動車の普及のスピードに影響を与えているかもしれません。

それにもかかわらず、日本の自動車メーカーは続々と電気自動車の発売を発表しており、日本の社会に適した軽型電気自動車も含まれています。日本政府もまた、カーボンニュートラルの目標を積極的に推進しており、2050年までにカーボンニュートラルを実現する計画です。

この目標を達成するためには、電気自動車の普及が非常に重要な手段となります。BYDの電気自動車は、日本が早期にカーボン排出削減目標を達成するのを積極的に支援する予定です。

深圳大学東京校の在校生と日本の高校生たちは中国・深圳にあるBYD本社へ見学

BYDのアジア太平洋地域の総経理である劉学亮氏は「電気自動車は特定の市場だけを対象としたものではなく、将来の全体的な発展の方向性を示しています。日本はもう少し時間が必要かもしれませんが、私たちはさまざまな場面を通じて、日本の人々にBYDの製品をしっかりと体感していただけるように頑張ります」と述べました。

また、劉社長は「BYDの車はもはや単なる交通手段ではなく、人々の生活の一部となっています。電気自動車の技術と性能を通じて、これからの生活様式がいかに電気自動車というプラットフォームに依存するかを示しています」と話しました。最後に、劉社長は「挑戦」の重要性について言及しました。「失敗を恐れず、困難に直面し、チャレンジしつづけよう」と私たちに言ってくれました。

文:深圳大学東京校 中山壱生
写真:深圳大学東京校 渡邊俊夫

BYDとは

BYD(比亜迪)は、中国・広東省深圳に本社を置くグローバル企業です。BYDはBuild Your Dreamの略で、バッテリーメーカーとして創業し、携帯電話やPC用バッテリーをグローバルで展開し培った技術力を活かして、現在、ITエレクトロニクス、電気自動車、新エネルギー、モノレールの4つの事業を展開しています。2015年より日本の電気自動車市場へ参入し、電気自動車をはじめとした「eモビリティ」をつくっていると宣言し、電動バスや電気自動車の分野で世界的に注目されています。

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