中検スピーチコンテストで奨学金授与！2025年深圳大学サマーキャンプへの招待

　2024年10月5日、深圳大学東京校藍校長、左右副校長が、中検スピーチコンテストに出席しました。このコンテストは、日本全国から中国語学習者が集まり、そのスピーチ力を競い合う場として、毎年高い評価を得ています。今年も、若い高校生たちが熱意を持って挑戦し、その中でも特に優れたスピーチを披露した3名の高校生に対し、深圳大学東京校より特別な奨学金が授与されました。

　この奨学金は、2025年の夏休みに行われる深圳大学サマーキャンプへの招待という形で贈られます。キャンプは15日間にわたって行われ、午前中には中国語の集中授業が組まれ、午後には中国文化に触れる体験型のアクティビティが豊富に用意されています。加えて、HUAWEI、BYD、テンセントなど、深圳の世界的に有名な企業への訪問が予定されており、未来を見据えた教育と体験が強く意識されています。

　奨学金を受け取った高校生たちは、スピーチコンテストで自分の力を証明しただけでなく、これからの成長への期待と意欲に満ちています。彼らは「深圳大学サマーキャンプを通じて、さらに中国語力を高めたい」「中国の最先端の技術や文化に触れ、将来のキャリアを考える機会にしたい」と語り、胸を躍らせています。

また、今回の奨学金授与式はスピーチコンテストの中でも特別な瞬間となりました。高校生たちが未来の目標を描く場となっただけでなく、深圳大学と日本の教育界との連携強化の象徴でもあります。深圳大学が提供するこのような奨学金制度は、国際的な教育機会を提供し、異文化理解を深める貴重なプラットフォームとして、多くの学生に夢と希望を与えています。

今後も、深圳大学東京校は、こうした国際交流や奨学金プログラムを通じて、次世代のリーダーたちが国際的な視野を持って活躍できる環境を提供していくことを目指しています。奨学金を受けた3名の高校生が、深圳大学サマーキャンプを通じて得る経験が、彼らの人生にどのような影響を与え、どのように成長していくのか、今から非常に楽しみです。

深圳大学サマーキャンプとは？

このサマーキャンプは、2025年の夏休みに深圳大学で開催されます。15日間にわたるこのプログラムは、参加者にとって中国の言語と文化を深く学ぶ絶好の機会となります。午前中は集中的な中国語の授業が行われ、初心者から中級者まで、個々のレベルに応じた指導が提供されます。午後は、多彩な文化体験や、深圳を代表する企業への訪問が計画されています。

世界的企業への訪問

キャンプの午後の活動の目玉の一つは、HUAWEI（華為技術）、テンセント、BYDといった深圳を拠点とする世界的企業への訪問です。これらの企業では、最先端の技術革新やビジネス戦略について学ぶことができ、参加者は将来のキャリアに向けた貴重なインスピレーションを得ることでしょう。

HUAWEIは通信技術の分野で世界をリードしており、テンセントはオンラインゲームやSNSプラットフォームで知られています。さらに、BYDは電気自動車やバッテリー技術で国際的に注目を集めています。これらの企業を間近で見学し、現場のプロフェッショナルたちから直接話を聞くことができるのは、貴重な経験となるはずです。

文化体験と異文化交流

また、中国の伝統文化を深く学ぶ機会も豊富に用意されています。書道や茶道、武術などの体験を通じて、中国文化の奥深さを実感することができるでしょう。さらに、異文化交流を通じて、他の国から参加する学生たちとの絆も深められる絶好のチャンスです。

中検とは？

「中検」とは、正式には「中国語検定試験」の略称で、日本国内で実施されている中国語能力を測る試験です。中国語検定試験は、英語のTOEICやTOEFLに相当するもので、受験者の中国語の聞き取りや読解、作文、会話力を評価することを目的としています。試験は5級から1級までのレベルがあり、1級が最も難易度の高いレベルです。

中検は特に、日本で中国語を学ぶ学生やビジネスパーソンに広く受け入れられており、中国語能力の証明として就職や昇進の際に評価されることが多いです。試験内容は、中国語の文法、語彙、発音、リスニング、読解、翻訳など幅広いスキルが問われるため、総合的な中国語能力を測る指標として信頼されています。