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2025年最新HSK情報:試験改訂、成績通知の変更、ネット試験 vs 紙試験の比較、深圳大学東京校の試験会場オープン!

HSK(汉语水平考试)は、中国語を母語としない学習者の中国語能力を評価するための国際的な標準化試験です。2025年には、HSKに関していくつかの重要な変更が予定されています。

1.成績証明書の電子化強化(2025年7月試験以降)

2025年6月試験まで

試験日の約1か月後にインターネットで成績の照会が可能
試験日の約2か月後に受験者全員に成績報告(原本)を郵送

2025年7月試験以降

試験日の約1か月後に、インターネットで成績の照会とマイページから「成績通知書(PDFデータ)」の取得が可能(無料)
成績報告(原本)の郵送を希望される場合は、別途申請必要(有料、¥1,100(税込))

※2025年7月試験以降の成績報告(原本)の申請方法についてまだ未公開のため、確認でき次第改めてご案内いたします。

2.HSK試験制度の変更

2020年に中国教育部は、中国語能力基準の改訂を発表し、それに伴いHSK試験も再編されることが決定されました。従来の6レベルから、より細かく9つのレベル(初級、中級、上級の3段階×各3レベル)へと変更されます。

2025年のHSK7~9級試験スケジュール

2025年は2回の開催を予定しております。

・試験日時

5月11日(日)13:00~17:00
11月8日(土)13:00~17:00

・試験形式

従来の1~6級試験とは異なり、PCを利用して実施いたします。そのため基本的なPC操作(マウス操作、クリック、ドラッグなど)やピンインでの中国語入力などが必要となります。

HSK7~9級の詳細につていは、下記の公式サイトでご確認することをおすすめします。

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HSK7-9級試験(2025年) | HSK 日本で一番受けられている中国語検定 中国語検定「HSK」公式サイト。インターネットからの試験申込を受付。HSKは中国政府公認で世界基準の中国語資格だから就職や昇進に有利な資格として受験者急増中です。

3.紙試験vsネット試験 

HSK 1~6級は、ネット試験(コンピュータベーステスト)と紙試験(ペーパーベーステスト)の2つの形式で実施されています。その違いとそれぞれのメリットは下記の通りです。

回答方法

  • ネット試験(Computer-Based Test, CBT)
    • コンピュータ上で受験
    • 解答はキーボードやマウスで入力
    • リスニング問題はヘッドフォンを使用
    • 作文問題はタイピングで回答
  • 紙試験(Paper-Based Test, PBT)
    • 試験用紙に手書きで解答
    • マークシート方式で選択肢を記入
    • 作文問題は手書きで記述
    • リスニング問題はスピーカーから流れる音声を聞いて回答

ネット試験のメリット

  • 迅速な結果発表:​ネット試験は通常、試験日から約2週間後に結果が発表されるため、結果を早く知りたい受験者に適しています。 ​
  • 柔軟な試験日程:​ネット試験は年間を通じて複数回実施されており、受験者は自分のスケジュールに合わせて試験日を選択できます。​
  • タイピングによる解答:​特に作文セクションでは、手書きよりもタイピングの方が速く、効率的に解答できる場合があります。​

紙試験のメリット

  • 慣れ親しんだ形式:​多くの受験者は紙とペンでの試験に慣れており、リーディングやライティングで安心感があります。​
  • 視認性:​紙媒体の方が全体のレイアウトや長文の把握がしやすいと感じる受験者もいます。​
  • 技術的トラブルの回避:​コンピュータの操作に不慣れな場合や、技術的な問題が心配な場合、紙試験の方が安心です。

ネット試験が向いている人

  • タイピングに慣れている
  • 早く結果を知りたい
  • 日程の柔軟性を重視する

紙試験が向いている人

  • 手書きの方が得意
  • 落ち着いた環境で受験したい
  • 従来の試験形式に慣れている

4.深圳大学東京校が新たにHSKネット試験会場に!

深圳大学東京校は、2025年よりHSKの公式ネット試験会場として新たにオープンしました。これにより、日本国内の中国語学習者は、より便利にHSKネット試験を受験できるようになります。

深圳大学東京校で受験するメリット

  1. アクセス良好
  2. 安定なネット環境と設備
  3. 大学の学習環境で集中して受験可能

参考URL

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