
~修了式において、東京校の学生が代表として挨拶をしました。~
東京校では、カリキュラムの一環として、深圳大学本校に留学する制度※が設けられており、副専攻で経営学や情報コミュニケーション学を学ぶことが出来ます。このたび、2024年度の留学を終えた学生たちが無事に帰国することとなりました。
※留学は1年間、半年など選択が可能。
帰国を前に、深圳大学本校にて副専攻の修了式が行われ、東京校・中国語学部の山本さんが、留学代表としてスピーチを行いました。1年間の学びや交流を通じて感じたことや、感謝の思いが詰まったそのスピーチを以下にご紹介します。
留学代表スピーチ

東京校 中国語学部ビジネス中国語学科 山本歩さん
「私は東京校中国語学部の山本と申します。今日、留学生代表としてこの場でお話できることを大変光栄に思います。
この1年間、私が最もよく通った場所は、図書館でした。1階の自習室はいつも満席で、夜の11時を過ぎても勉強している学生たちがいます。私は麗湖図書館のゆったりとした午後の時間を楽しみながら、知識の海を自由に泳いでいました。
麗湖キャンパスでは中国語総合の授業のためにクオリティの高いパワーポイントを作成したり、ITの授業で最後の1行のコードに苦戦したりと、たくさんの挑戦と成長がありました。本校の学生たちと図書館で一緒に学ぶ時間も、とても貴重で楽しいものでした。
深圳大学の食堂は、図書館に次いで私が一番長く過ごした場所です。シンプルで清潔、そして安くて美味しい。しかも、五湖四海の味が揃っていて、多様な文化の縮図のような場所でもありました。
※中国の故事に由来する四字熟語で全国各地、または世界各地を意味する。
そこで出会った中国の学生たちとの交流は、私の留学生活をより豊かなものにしてくれました。雲南出身の友人もいれば、広東本地の方もいて、広東語を教えてくれたり、一緒にお茶を楽しんだり。グラウンドではスティックをペンに見立てて中日両国の祝日のストーリーを描き、ボウリング場ではピンの音よりも笑い声のほうが大きく響いていました。
異なる文化について語り合い、理解を深めていく中で生まれた友情は、きっと私の一生の宝物になると思います。
深圳大学というスピード感あふれる都市の中で、私は「ゆっくり、そして本物のつながり」を見つけることができました。このつながりは、これから私がどこへ行っても、朝の光や夕暮れの空を見るたびに、心の中で静かに、でも力強く輝き続けてくれると思います。
深圳大学、本当にありがとうございました。
