
先日、深圳大学のキャンパス内でとてもユニークで心惹かれる商品を見つけました。その名も、「易杯茶(イーベイチャ)」。一見すると普通の紙コップなのですが、実はこれ、お湯を注ぐだけで本格的な紅茶が楽しめるカップ型ティードリンクなんです!

お湯を注ぐだけ。カップの底に隠された紅茶の秘密
この易杯茶、実は深圳大学の学生たちが開発したオリジナル商品。紙コップの底には、香り高い野生紅茶の葉と自然な甘さを持つラカンカ(羅漢果)がセットされており、お湯を注ぐとすぐに紅茶が出来上がります。ティーバッグもスプーンもいらないという手軽さは、まさに学生ならではのアイデアですね。
さらに驚いたのは、下に“細かい茶こしのような網”が取り付けられていて、茶葉が飲み口にこぼれない構造になっているところ。飲むときも安心で、細かな気配りを感じました。

デザインにも“深圳大学らしさ”が光る
外見のデザインもとても魅力的です。コップ全体が深圳大学のイメージカラーの深紅色で美しく装飾されており、まるで記念品のような可愛らしさ。しかも、持ち手部分は厚紙で加工されていて、熱くならず持ちやすいという細やかな配慮も嬉しいポイントでした。

飲んで驚き。さっぱり美味しい!
飲んでみると、ラカンカの自然な甘みがほんのりと感じられ、砂糖が入っていないとは思えないほど満足感があります。特におすすめなのは、牛乳を加えて作るミルクティー。砂糖不使用だからこそのすっきりとした味わいで、紅茶の香りとミルクのまろやかさが絶妙にマッチします。
「便利」「可愛い」「美味しい」、そんな三拍子が揃った易杯茶。深圳大学の学生の創造力と感性が詰まった一杯でした。キャンパスに訪れる機会があれば、ぜひこの“飲める紙コップ”を手に取ってみてください。ちょっとした驚きと、やさしい甘さが待っていますよ。