
2025年11月20日、深圳大学東京校にて、第1期生による卒業論文試問が行われました。今回の試問は、本校で初めてとなる歴史的な取り組みです。当日は審査委員会として6名の教員が参加し、さらに在校生にも公開する形で実施されました。先輩たちの4年間の学びの成果を間近で見られる貴重な機会となり、会場には緊張感と期待感が広がっていました。





■ 学びの集大成を発表する「卒論試問」
試問は、学生一人ひとりが卒業論文の内容を説明し、教員からの質問に答える形式で進行しました。
第1期生ということもあり、学生たちにはほどよい緊張が見られましたが、どの発表者も準備を重ねて臨んでおり、落ち着いた態度で堂々と発表を行いました。







専攻は「ビジネス中国語」ですが、中国語に関する研究にとどまらず、ビジネス分野の調査・分析を行った学生も多く、多角的なアプローチが目立つ内容となりました。
中国語力、論理的思考力、ビジネス視点を融合した研究は、本校の教育方針でもある「実践的中国語+ビジネス」の学びをしっかりと反映しています。
■ 在校生も参加:先輩の姿から学ぶ
今回の試問は在校生にも公開され、1~3年生の学生たちも先輩の発表を真剣に聴講しました。
同じ学びのフィールドを歩む先輩が、どのように研究テーマを選び、どんな成果をまとめたのかを直接学べる貴重な機会となりました。
- 「自分も4年後にこうなりたい」
- 「研究テーマをどう決めれば良いのか参考になった」
- 「ビジネス分野の調査方法が勉強になった」
といった声も聞かれ、在校生にとっても非常に刺激的で有意義な時間となりました。

■ 4年間で育まれた成長を実感
試問後、審査委員の教員からは、
- 研究テーマの着眼点
- 調査設計の工夫
- ロジカルなまとめ方
- ビジネス視点の深まり
など、多方面からの講評がありました。


第1期生は本校の開校とともに学び始めた、まさに“深圳大学東京校の歴史をつくる世代”。
その成長を振り返り、教員からは「4年間の努力がよく表れていた」「自信を持って社会へ踏み出してほしい」といった温かいメッセージが送られました。
卒業論文試問を終えた学生たちは、卒業に向けてさらに気持ちを引き締めています。
卒業式は後日開催される予定で、第1期生の門出を祝う準備が進んでいます。
今回の卒論試問は、本校の教育理念である
「実用的な中国語力」「ビジネスで通用する分析力」「国際的な視野」
を学生が確かに身につけたことを示す場となりました。
深圳大学東京校は、今後も学生一人ひとりの学びと成長を支え、グローバルに活躍する人材を育成していきます。
