2025年12月16日、サレジアン国際学園中学校高等学校（東京都北区）の社会科見学の一環として、中学3年生のみなさんが中国企業と深圳大学東京校を訪問しました。
中国企業は世界多岐に有名なChinaUnicom（中国聯合網絡通信集団有限公司）を訪問。その後、国際的な学びを体験する場として、深圳大学東京校にお越しいただきました。
はじめに、中国南部に位置する都市、深圳（しんせん）について紹介しました。
深圳は、かつては小さな漁村でしたが、改革開放以降、急速な発展を遂げ、現在では世界的に注目される大都市へと成長しました。特にITやテクノロジー分野での発展が著しく、「中国のシリコンバレー」とも呼ばれています。都市の成長の背景や特徴について説明すると、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。
次に、深圳大学についてお話ししました。
深圳大学は比較的若い大学でありながら、国際交流や産学連携に力を入れており、深圳という都市の特性を活かした教育を行っています。また、大学周辺には世界的に知られる企業が多く集まっており、大学と企業が近い距離で協力し合いながら、実践的な学びを実現している点についても紹介しました。
続いて、深圳に本社を置く企業について説明しました。
最先端技術を持つ企業が集積する深圳では、新しいアイデアや技術が次々と生まれています。こうした企業環境が、学生の学びや将来の進路にどのようにつながっているのかについても触れ、社会との関わりを意識してもらえる内容となりました。
その後、深圳大学東京校の紹介を行いました。
東京校では、中国語や中国文化を学ぶだけでなく、国際的な視点を身につけることを重視しています。日本にいながら中国や世界とつながることができる学習環境や、将来の進学・キャリアにつながる学びについて説明しました。
最後に、中国語の体験授業を実施しました。
今回が初めて中国語に触れる生徒も多く、発音の練習や簡単なあいさつ表現を中心に、楽しく授業を進めました。最初は少し戸惑いながらも、積極的に声を出して挑戦する姿が印象的でした。教室には笑顔があふれ、中国語を身近に感じてもらえる時間となりました。
今回の訪問が、国際社会や中国への理解を深めるきっかけとなれば幸いです。
サレジアン国際学園中学校高等学校の社会科見学として、深圳大学東京校を訪問していただき、誠にありがとうございました。
