留学先選びの3つのポイント
中国語を学ぶために留学をしたいと考えているが、どの都市がいいのか迷っている人は多いと思います。そこで、留学先選びの3つのポイントと中国の四大都市と呼ばれる北京、上海、広州、深圳のご紹介をさせていただければと思います。
- 中国語のマスター以外に、留学によって達成したいことは何なのかを明確にする。
- 中国各都市の特徴を理解する。
- 食事や雰囲気が合うかなど、実際に行ってみる。
中国への留学先を決めるに際して、中国語をマスターできる環境があるかということとともに、その中国語を使って将来何がしたいのかが重要となってきます。それぞれの都市ごとに特徴があるので、それを理解した上で決めていきましょう。
各都市のご紹介
北京: 中国の首都。中国北部に位置している。人口は2100万人でGDP総額は2.4兆元(約48兆円)。政治、文化の中心都市で、トップ大学が集結している。
上海: 中国で最も大きな都市で主要な金融センター。中国沿岸の中部に位置している。人口は2100万人でGDP総額は2.8兆元(約56兆円)。進出している日系企業も多く、日本人も多い。標準中国語だけでなく、上海語を話す人も多い。
広州:中国の主要な貿易、商業の中心都市。中国沿岸の南部に位置している。人口は1400万人でGDP総額は1.5兆元(約30兆円)。標準中国語だけでなく、広東語を話す人も多い。
深圳:中国の主要な金融センターの一つで、IT企業を中心に経済が繁栄している。平均年齢は30歳強で創業マインドの強い都市。中国沿岸の南部に位置している。人口は1200万人でGDP総額は1.5兆元(約30兆円)。中国各地から集まっている関係で、基本的には皆標準中国語でコミュニケーションを取っている
中国語を使って事業を起こしたい、中国語とITを学びたい、中国の技術やビジネスの先端都市を見て今後の糧にしたいという目的の方は、深圳大学本校がある深圳もお勧めです。
筆者 深圳大学副校長 左右真哉