テンセント、BYD、HUAWEI、バイトダンス(ティックトック)、DJIなど、中国・深圳などに本部を構えるグローバル企業は、中国のみならず、日本にもその多くが進出しています。また、3万社以上の日系企業が中国へすでに進出しているなど、中国語をマスターすることで、就職の選択肢は大きく広がっていきます。ここでは、そういった企業や大学院などの声をご紹介いたします。
中国最大級インターネットテクノロジー企業
テンセントは、中国最大級のインターネットテクノロジー企業で、ソー シャルメディア、オンライン決済、オンラインゲーム、クラウドコンピュー ティングなど、インターネット分野で多様なサービスを展開している。 中でも、運営するWeixinとWeChatは13億人以上のユーザーベース を持ち、ソーシャル機能、決済機能を兼ね備えた世界初のスーパーアプ リと呼ばれている。
Tencent Cloud Japan 代表 劉俊さん
深圳が拠点ですが、どのようなメリットが?
IT分野では高度なスキルを持つ人材が必要です。深圳にはそのような 人材が集まっているという特徴があり、その特性が弊社の成長につな がっています。深圳大学を卒業した多くの優秀な人材が弊社で働いて います。
どのような人材を求めていますか
様々な人材を採用しています。高度な専門技術を持つ方の採用もあり ますが、私のように文系でIT業界に入った人も多いです。特に異なる文 化や言語を理解して柔軟な思考をもっていくことはこれからとても重 要になってきます。
世界をリードする電気自動車メーカー
BYDは、深圳発の世界をリードする電気自動車メーカーで、中国では 9年連続で電気自動車販売台数トップ、世界でも2022年より電気自 動車販売台数トップの地位を獲得している。1995年に中国・深圳で創 業し、日本には2005年に進出、現在では、EVバスの日本国内シェアが 7割を超えるなど圧倒的な存在感を見せている。2022年には日本の 乗用車市場へ参入、今後の益々の躍進が期待される。
BYD Japan株式会社 代表取締役社長 劉 学亮さん
名実ともに世界No1になられました。その要因は?
やはり技術に対する特別な思い入れだと思います。BYDの理念は技術 とイノベーション。弊社には9万人のエンジニアがおり、日々の研究に よって常に新しい技術が生まれ、止まることがありません。これが深圳 という地域で設立された企業のDNAなのかもしれません。
日本の高校生にメッセージを
これからの未来は、学生が背負うのではなく、開いていく必要がありま す。未来を見通す力が必要とされています。深圳大学東京校で、深圳の目 覚ましい発展を学ぶことによって、その未来を見通す力というものを身に つけることは、今後の自身の成長、発展にきっと役に立つことでしょう。
東証上場 日本最大の個別指導塾「森塾」を運営する総合教育企業
株式会社スプリックス 代表取締役社長 常石博之さん
企業理念、事業内容を教えてください。
個別指導塾関東圏No.1である学習塾「森塾」を中心に、湘南ゼミナール の運営、タブレット教材やプログラミング教材などの開発をするITコンテン ツ事業など、教育分野に特化して幅広くサービスを展開しています。
中国語スキルを持つ人材採用について
我々は、日本だけではなく、世界中の人たちに教育を通じて春を届けた いと思っています。近年では、海外関連事業を積極的に展開していま す。中国語は、母国語として使われている人口が最も多い言語です。そ のため、グローバルな感覚を有し、中国語スキルを持つ人材について は、今後も積極的に採用していきたいと思っています。
日本の高校生にメッセージを
成功は一晩で起こるものではなく、長期間にわたる努力と継続的な取 り組みの積み重ねが重要です。
世界トップランクの研究レベルを有する総合大学
深圳大学大学院経営大学経営学院副院長 陳星宇教授
大学院について
深圳大学の大学院は、世界クラスの教授陣や研究者たちと協力し、新 しい知識を獲得し、専門技術を身につけることができます。深圳市は中 国の経済的な中心地の一つであり、技術イノベーションの拠点として 知 られています。 大学院では、産業界や社会に密接に関わる研究やプロ ジェクトに参加することができ、実践的な経験を積むことができます。
日本の高校生にメッセージを
深圳大学経営学院の卒業生は、国内外の著名な企業で実績を上げて います。学びの中で創造的な思考と国際的な視野を広げ、皆さんが将 来のアジア、および世界の一流経営者になる手助けをしています。 皆さんもぜひ、深圳大学東京校で、活気と創造力に満ちた教育環境と 異なる文化の融合を体験してください。卓越性、革新性、国際性を身に つけ、学術的な進路を追求できることを期待しています。