
― SNSで話題の商品から見る日本の日常 ―
日本に来てまず驚くことの一つが、「コンビニ」の存在ではないでしょうか。多くの国にもコンビニエンスストアはありますが、日本のコンビニは単なる「小さな売店」ではありません。食品のクオリティ、品ぞろえの豊富さ、店内の清潔さ、そしてサービスの丁寧さ。初めて足を踏み入れたとき、「これは本当にコンビニなの?」と感じた外国人も多いはずです。
最近では、TikTokやInstagramで日本のコンビニ商品が世界中に紹介され、「日本に行ったら絶対に食べたい!」という声も増えています。今回は、SNSでも話題になっている商品を含め、外国人に人気のコンビニ商品BEST5を紹介します。
第5位 おにぎり(特にツナマヨ)
日本のコンビニの代表格といえば、おにぎりです。中でも圧倒的な人気を誇るのが「ツナマヨ」。
ツナとマヨネーズというシンプルな組み合わせですが、日本のマヨネーズはコクがあり、ごはんとの相性が抜群です。TikTokでは「Japanese Tuna Mayo Onigiri」が何度も紹介され、海外でも話題になっています。
もちろん鮭や梅も人気ですが、「初めて食べるならツナマヨ」とおすすめされることが多いのも特徴です。さらに、海苔がパリパリのまま保たれる包装の工夫も、日本らしい細やかさを感じさせます。

第4位 サンドイッチ(たまごサンドは外せない)
コンビニサンドイッチの中で特に有名なのが「たまごサンド」です。
ふわふわのパンに、なめらかでクリーミーな卵フィリング。海外のサンドイッチよりもやさしい味わいで、「日本のたまごサンドは別格」と言われるほど高い評価を受けています。観光客が空港に到着してすぐに買う商品としても知られており、日本のコンビニを代表する存在です。
そして近年、外国人の間で人気が高まっているのが「フルーツサンド」です。いちごやキウイ、みかんなどのフルーツとたっぷりのホイップクリームを、やわらかいパンで包んだ見た目にも華やかな一品です。断面が美しく、SNS映えすることからInstagramやTikTokでも多く紹介されています。
甘いサンドイッチという発想自体が新鮮だと感じる人も多く、日本ならではのスイーツ感覚のサンドイッチとして人気を集めています。

第3位 ホットスナック(特にフライドチキン)
レジ横に並ぶホットスナックの中で特に人気なのがフライドチキンです。
外はサクサク、中はジューシー。注文してすぐに受け取れる手軽さも魅力です。「どのコンビニのチキンが一番おいしいか」という話題で盛り上がることもあり、コンビニが会話のきっかけになることもあります。
寒い日に温かいチキンを頬張る体験は、日本の日常の中にある小さな幸せと言えるでしょう。

第2位 アイスクリーム(ブリュレアイス・クーリッシュ・アイスの実)
日本のコンビニアイスは、外国人にとって驚きの宝庫です。
最近特に注目されているのが「ブリュレアイス」。表面がパリパリにキャラメリゼされており、「コンビニでここまでできるの?」と驚く声も少なくありません。
定番商品では「クーリッシュ」や「アイスの実」も人気です。クーリッシュは手を汚さず飲むように楽しめるスタイルが新鮮で、アイスの実は一口サイズでシェアしやすい点が魅力です。
抹茶味や期間限定フレーバーも豊富で、日本のコンビニはまさに“アイス天国”と言えるでしょう。

第1位 季節限定商品&ドリンク
堂々の第1位は、季節限定の商品と飲み物です。
春はさくら系、夏は白ぶどうソーダやラムネ、秋は焼き芋ラテ、冬は濃厚チョコレートドリンクなど、日本のコンビニは季節ごとに表情を変えます。
特に人気の飲み物は、抹茶ラテ、いちごミルク(果肉入り)、白ぶどうやもも系の炭酸飲料、そしてコンビニコーヒーです。
コンビニコーヒーは「この価格でこの味?」と驚かれることも多く、日本のコストパフォーマンスの高さを象徴しています。
「今しか買えない」という特別感が、多くの外国人を惹きつけているのです。

日本と中国のコンビニを比べてみると
日本のコンビニが外国人に人気なのは事実ですが、実は中国にもローソン(罗森)、ファミリーマート(全家)、セブンイレブンがあります。特に都市部ではローソンの店舗が多く、若者の間でも身近な存在です。
中国のローソンでも、おにぎりやお弁当は販売されています。さらに「おでん」もあり、寒い季節には人気商品です。
また、中国ならではの人気商品として「冰皮蛋糕(冰皮月饼系スイーツ)」があります。もちもちとした皮に包まれた冷たいスイーツで、見た目も可愛らしく、若者を中心に支持されています。
しかし、日本と中国ではコンビニの役割に少し違いがあります。日本ではスイーツや季節限定商品が注目されますが、中国では実用性や手軽さがより重視される傾向があります。
さらに、中国ではミルクティー専門店やフルーツティー専門店が若者文化の中心となっており、コンビニは「便利な場所」という位置づけが強いのも特徴です。
同じブランドでも国が違えば体験は変わります。コンビニは、その国の食文化やライフスタイルを映す鏡なのです。

コンビニは“日本文化のショーケース”
日本のコンビニには、食文化、季節感、サービス精神が詰まっています。単なる買い物の場所ではなく、日本の日常を体験できる空間です。
大学生活が始まれば、コンビニはきっと身近な存在になるでしょう。何気なく買ったツナマヨおにぎりや、友達と分け合ったアイスが、日本での思い出の一つになるかもしれません。
これから日本に来る皆さんも、ぜひコンビニをのぞいてみてください。そこには、日本らしさがぎゅっと詰まっています。
