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サマーキャンプ:アジアで最も大きな図書館の一つである深圳大学丽湖校区図書館見学記

 この夏、深圳大学サマーキャンプの一環として、東京校の学生や日本の高校生と共に、深圳大学丽湖校区にあるアジア最大級の図書館を見学しました。この図書館は、デジタルアーカイブと最先端のロボット技術を駆使し、書籍の管理や検索が自動化されています。私たちが驚いたのは、立体書庫で、ロボットが書籍を取り出す様子を目の当たりにしたことです。

学生たちは、この先進的なシステムの便利さと効率性に感動しながらも、実際に書籍を扱う過程がロボットによってどう変わるのかを学びました。また、深圳大学の研究環境の豊かさも感じることができ、このような革新的な技術が中国の大学の未来を切り開いていることを実感しました。

図書館見学は、学生たちにとって深圳大学の技術的進歩を肌で感じる貴重な機会となり、これからの学びに対する新たなインスピレーションを与える体験となりました。

深圳大学丽湖校区の図書館について

深圳大学丽湖校区の中央図書館は、多くの特徴を持っています:

  1. 建築デザインと規模
    • 独特な外観:図書館の建物は41,774平方メートルの敷地を占め、上空から見ると、「K」字型の輪郭が知識の扉を開く金の鍵のように見えます。青空を背景に、図書館はまるで透明なガラスハウスのように輝き、現代的で洗練されたデザインです。建物には大きなガラス壁と金属製の鋼構造が組み合わさっており、交差した鋼のフレームはまるでめくれる書のページのようです。
    • 広々とした空間:内部は4メートル以上の高さがあり、開放的な空間を提供します。
  2. 蔵書資源
    • 豊富な蔵書:最大300万冊以上の蔵書が可能で、さまざまな書籍が揃い、学生と教職員の多様な読書ニーズに応えます。
    • 明確な専門区分:図書館は、静かな読書エリア「静区」とグループ討論、講演会、トレーニングなどを行う「動区」に分かれており、それぞれ独立した機能を持っています。
  3. スマート施設
    • 全面的なスマートシステム:図書館には高度な監視システム、ビル管理システム、環境モニタリングシステム、情報発信システムが整備されており、学生に便利なサービスを提供しています。さらに、電子タグやロボットを活用し、自動書籍貸出機なども完備されています。
    • スマート立体書庫:国内の大学図書館で初のスマート立体書庫を備えており、コンピュータ技術と物流技術を統合して、書籍の位置を正確に特定し、予約した書籍を迅速に取り出せます。
  4. 快適な読書環境
    • 落ち着いた色調:館内は温かみのある木目調で統一され、心地よい読書環境を提供しています。
    • 開けた視界:座席は大きな窓の近くに配置されており、読書の合間に窓から広大なキャンパスの景色を楽しむことができます。

この図書館は、深圳大学の学術的な拠点として、未来に向けた学びを支える重要な施設です。

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