

マンダムは、男性化粧品市場で国内トップシェアを誇る「ギャツビー」の生みの親。創業から約100年、革新と挑戦を続け、世界12のエリア・13社で展開するグローバル企業です。企業理念は、健康と清潔と美を通じて、奔放に大胆に、あなたの日常を発見と感動で満たす「人間系」企業です。
インタビュアー:
まず、マンダムさんの会社について教えていただけますか?
下川氏:
マンダムは大阪市に本社を置く化粧品メーカーで、男性用化粧品「ギャツビー」「ルシード」などを展開する日本企業。「ギャツビー」は、スタイリング剤やフェイシャルペーパーで国内トップシェアを誇っています。歴史も長く、1927年に創業し、一貫して生活者発・生活者着視点に立ったマーケティングで新たな化粧行動を提案し、成長してきました。
企業理念とブランド
インタビュアー:
企業理念やブランドについてもお聞かせください。
下川氏:
企業理念は、健康と清潔と美を通じて、奔放に大胆に、あなたの日常を発見と感動で満たす「人間系」企業ですというものです。この『奔放』や『大胆』という言葉がユニークだと思っています。2021年にはスローガンをBE ANYTHING, BE EVERYTHING.(なりたい自分に全部なろう)を策定し、ロゴも刷新しました。
海外展開とアジア市場
インタビュアー:
マンダムさんの海外展開について教えてください。
下川氏:
私たちは日本の化粧品会社の中でも一番早く海外展開に取り組んできました。最初のきっかけは、ビジネスマンの方々がフィリピンに行く際にマンダムの日本製の商品をお土産にしたことです。その後も関税の問題があり、華僑ネットワークの力を借りて、海外展開の礎を築きました。現在ではアジアを中心に12のエリアと13社で展開しており、インドネシアでは認知率70%と圧倒的な人気を誇っています。2027年の創業100周年に向けて、国内外の売上比率を現在の6:4から5:5にする目標を掲げています。
中華圏での挑戦
インタビュアー:
中華圏ではどのような戦略を考えていますか?
下川氏:
人口規模を考えると、中華圏のマーケットは中長期的に見て非常に重要です。中国では競合メーカーが多く、特にスタイリング領域での競争は激しいです。台湾や香港など文化やトレンドに合わせた商品展開を進めており、例えばクール商品が好調です。

深圳大学東京校への期待
インタビュアー:
深圳大学東京校について、どのように感じていますか?
下川氏:
中国のシリコンバレーとも呼ばれる深圳の大学が日本に進出するのは非常に魅力的です。中日本の大学にない革新的な起業家精神、日本で学べるメリットは非常に高いと感じています。深圳大学東京校で学ぶことで、グローバルな視点や起業家精神を育むチャンスが広がるでしょう。ぜひマンダムにも未来の人材として飛び込んできてほしいですね。
求める人材像
インタビュアー:
マンダムさんが求める人材について教えてください。
下川氏:
多様な価値観を理解し、グローバルに活躍できる人材を求めています。また、私たちの理念やビジョンに共感し、挑戦を楽しめる方に来ていただきたいです。中国語が話せることも大きなアドバンテージですが、それを活かして何ができるかが重要だと考えています。
高校生へのメッセージ
インタビュアー:
後に、これから深圳大学東京校への進学を考える高校生にメッセージをお願いします。
下川氏:
進学というのは人生の大きな分岐点です。深圳大学東京校のような新しい環境に飛び込むのはチャレンジングですが、その経験は将来きっと役立つはずです。その学びをぜひ仕事や人生に活かしてください。そして、もしご縁があれば、マンダムで一緒に働ける日を楽しみにしています。
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