

インタビュアー:
まず、御社の歴史について教えてください。
市橋氏
パイロットコーポレーションは、1918年に設立され、日本で初めて純国産の万年筆を製造販売しました。創立間もなく「品質のパイロット」として国内外で知られるようになりました。例えば、「フリクション」シリーズは摩擦熱で筆跡を消すことができる革新的な商品で、また「Dr. Grip」は疲れにくく使いやすい筆記具として、30年以上にわたり親しまれています。現在では、世界190以上の国と地域で製品を展開しており、海外売上高比率は75%を超えています。
インタビュアー:
グローバルに展開されている御社ですが、中国市場での戦略について詳しく教えてください。
市橋氏:
中国は私たちにとって非常に重要な市場です。深圳を拠点に選んだ理由として、設立時、改革開放の最前線でしたが、市場情報を収集しやすく、意思決定の利便性から、深圳を中国拠点として選びました。深圳は急速に発展している都市であり、中国全体の経済動向を敏感に反映しています。アメリカやヨーロッパと並び、中国市場は「2030年にグローバル筆記具市場ナンバーワン」を目指す私たちのビジョンにおいて欠かせない存在です。
インタビュアー:
最後に、高校生やこれから国際的に活躍したいと考えている若い世代にメッセージをお願いします。
市橋氏:
日本と中国両国の文化やビジネスを幅広く理解する人材になっていただきたいと考えています。その活動を通じて、さらに日中間の相互理解が深まることを期待しています。また、失敗を恐れずにどんどんチャレンジしてください。失敗も貴重な経験や学びになり、新しい可能性を切り拓くきっかけとなります。未来は、挑戦し続ける人たちによって創られるものだと思います。
インタビュアー:
本日は貴重なお話をありがとうございました!パイロットコーポレーションさんのグローバル展開と挑戦する姿勢に感銘を受けました。ますますのご活躍を期待しています!
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