高校3年生の夏、周りの人は次々と進路決まっていく中、「将来やりたいことがわからない…」、「志望大学をなんとなく決まっているが、今の学力だとちょっと…」など、さまざまな不安や悩みを感じる人もいるでしょう。この記事は、筆者自身の経験も取り入れて、皆様の不安と悩みを少しでも吹き飛ばせれば幸いです。
1 あなたは一人ではないー進路が決まらないと悩むのは普通のこと
高校卒業の進路選びは、これからの人生の行き先を決める大切な決断ですを考える際にまず重要なのは、自分が「好きなこと」や「得意なこと」を見つけることです。これが将来の職業選びの基礎となります。例えば、数学が得意であればエンジニアやデータサイエンティスト、経営学に興味があればビジネスや起業の道が見えてくるでしょう。
筆者は日本に14年間生活してきましたが、実は高校卒業までは特に日本留学のことを考えていなかったんです。だが、すごくいい先生のおかげで人生が変わったため、「将来は先生になりたい」とある程度の方向性を決めたぐらいです。学力は中ぐらいですが、そのおかげで自分がいったん理解できたことを誰でも理解できるように説明することが得意で、当時の担任からも「先生に向いてるね。」と言われたことがあります。
もちろん、「好きなこと」や「得意なこと」が見つからないという人も少なくありません。その場合、新しいことに挑戦したり、日常生活の中で楽しめる瞬間を見つけたり、周りの人に自分の強みを聞いてみるのも一つの方法です。焦らず、少しずつ自分を知るための時間を取ることが大切です。
2. 世界に目を向け
現代はグローバル化が進んでおり、職業選びや進路選びも国内にとどまる必要はありません。むしろ、世界に目を向けることで、より多くの可能性が広がります。そこで、大学選びの際も、海外の大学に興味を示した高校生は増えてきていく傾向です。海外での経験は国際ビジネススキルや異文化理解を深める絶好の機会です。国際的な視野を持つことは、将来的に国際企業でのキャリアアップや、グローバルなビジネス環境での成功に繋がります。多言語スキルと国際経験を兼ね備えた人材は、世界中で求められているのです。
3. 自分の可能性を広げるスキルを身につける
進路を決める際には、未来の自分にとって有利になるスキルを考えることも重要です。特に、語学力やITスキルはどの業界でも求められています。例えば、「ITパスポート」という資格は、経営学とITの基礎知識を習得するための第一歩として取得するのはいかがでしょう。ITパスポートを取得することで、経営戦略の理解や情報セキュリティの知識、システム開発の基礎など、現代のビジネス環境で必要とされるスキルを身につけることができます。これにより、経営学で学んだ知識を実際のビジネスに応用する力が養われ、経営とITを融合させた幅広いキャリアオプションが開かれるでしょう。
進路選びは、あなたの未来を決める大きな決断の一つで、それだけに慎重に、かつ広い視野で考えることが重要です。自分の「好き」や「得意」を見つけ、世界に目を向けることで、新たな選択肢が見えてきます。
私たちが生活する現代は、デジタル化が急速に進み、ほとんどの産業でIT技術が不可欠となっています。プログラミングやデータ分析、AI、クラウド技術などを学ぶことで、様々な分野で活躍するチャンスが広がります。また、ビジネススキルを身に付けることで、企業の仕組みを理解し、リーダーシップや問題解決能力が養われます。これらのスキルは、起業や昇進の道を切り開くだけでなく、安定したキャリアを築く助けとなるでしょう。